子どもたちの自由な居場所「洛西フリースペース」に遊びに行ってきたよ!
「フリースペース」って知ってます?定義上では、「不登校」の子どもたちのために居場所をつくり、地域に解放している場所を指します。
今回は、京都の洛西という場所にある「洛西フリースペース」に久しぶりに遊びに行ってみました。今回で3回目かな?
いきなり子どもらに「おい!新人!」と言われてビックリしたけど。(笑) 当日のレポートを作ったので、よければどうぞー!
基本的には何をやってもオッケー!
地元の兵庫県西宮市から電車で1時間ほどの場所に、本日の目的地がありました。
もともとは教育関係の活動をしていた関係で、この場所を運営している方ともつながっていたんですよね。つながりってありがたいねー。
全体像はこんな感じ。主に周辺の校区に住む子たちが集まってきます。
京都の洛西境谷会館という場所で、おおよそ毎週日曜日に開催されているみたいですね。
さてさて、この場所で子どもたちは何をやっているかというと・・・。
最近の流行りは「マインクラフト」というゲーム。若者ならだいたい誰でも知っているかと。
世界がブロック状で構成されていて、いろんなブロックを組み合わせて自分の世界を作ったり、自然環境や敵キャラが豊富なのであちこちを探検してみたり、オンラインで世界と繋がって対戦するなど、とにかく何でもできるゲームっすね。
(以前運営していた自転車日本一周ブログのタイトルが「リアルマインクラフトの旅」だということは内緒)
wiiの大乱闘スマッシュブラザーズ。
結構最近ゲームなのに、テレビはものすごく昔の機種・・・?
早速「やろうぜー」と言われてやったらボロ勝ちしちゃったわ。うんなんかごめんw
大人と一緒にパソコンで何かを調べるの図。左はこの場所を運営するハイド(@sakurateishimei)さん。
金髪ですが、それはあくまで社会に対してのアンチテーゼという意味であって、決して荒くれ者ではありません。うん。
一応アナログな遊びをするおもちゃもあるけど、完全に放置されているw
その日の気分によって活動内容が変わるので、これらが一切使用されないということはないらしいけども。
久しぶりに卓球やりたかったなぁ・・・。笑
で、この場所では、基本的に「何をやってもいい」んですよね。
他のフリースペースと同じように「子どもたちからの動機」から始まって、活動が展開されます。ゲームやりたいとか、卓球やりたいとか、読書したいとか。
あと、何か問題があったときも子どもたちが解決します。毎日議題があれば「ミーティング」が開催されるので、そこで話し合って決定されたことをもとに解決していくという感じですね。
以前紹介したサドベリースクールと理念が似ている・・・というか、もともとここを運営しているハイドさんはサドベリーに関わっていた側の人間なので、当たり前といえば当たり前になるのかも。
興味がある人は「サドベリースクール」のことも検索してみるべし!
「おい、新人!行くぞ!」
「鬼ごっこに行くぞ!」という掛け声で突如として鬼ごっこが始まった。
自転車日本一周から帰ってきたばかりの僕は、「あー、走るのだるいなー」と思いながらみんなと一緒にゲームしてたんだけど、強制連行。
「おい!新人!変態!行くぞ!」という子どもたちの暴言でスイッチが入り、鬼役になった時にひたすら追いかけ回しましたとさ。
(´-`).。oO(お前・・・そこから外に出てええんか!?)
鬼ごっこ中の図。周辺の施設を駆使しながら全力で逃げる。
今度は自分が鬼役になって追いかけているの図。
画面奥にいるのが自分なんだけど、なぜ両手を広げているのかは不明・・・。
毎週居場所を開くということ
そんなこんなで一日中遊んでいたわけですが、こういうフリースペースって何よりも「毎日居場所を開くこと」が重要なことだと思うのです。
それぞれの家庭環境によりますが、家でも学校でも精神的に落ち着く場所とか、遊べる場所がないという子もいます。
地方では近所住人との関係性が豊かなことも多いので、そんなことはあまりないかもしれないけれど、都会ではその傾向が顕著なのだと思う。だからこそ、維持していくことが重要なのだと。
この教育業界のなかには、世間的な逆風が吹き荒れるなかで10年20年と学校を維持してきた人がたくさんいて、本当にすごいと思う。勝手ながら尊敬しますわ。
ちなみに「フリースペース」とは理念が異なるものの、同じ遊び場を解放している場所として「冒険遊び場プレーパーク」という存在もあるので、よければチェックしてね。
また日本一周から帰ってくるか、一時帰宅したら遊びにいこーっと。
みんな、遊びに行かせてもらってありがとうございやした!