日々大量に更新される「個人ブログ記事」のなかに、自分の記事を発信していくということ
日々ブログを更新していくなかで、思ったこと。
たまに「面白いブログないかな」とツイッターで調べることがあるんですが、それはもうわんさかと「個人ブログの記事」がヒットするんですよね。ビックリするくらい。
そして、自分もその「記事の海」に自身の思想・体験を記事化したものを発信している。僕の場合、「ブログ」をツールとして自身の活動を突き抜けさせようとしているわけですが、これだけ毎日記事が蓄積されているのは由々しき事態と同時に、本当に凄いことだと思ったんですよ。
ブログの可能性について
ブログを更新する動機は様々だと思うけれど、昔はブログを「クローズドなネット上の日記」といった風に位置付けて考えておりました。
実際、狭い内々の関係性のなかに記事を公開するという人は多かったと記憶しています。mixiはその代表であったし、女子高校生の間で交換される「ブログ日記(?)」もそう。あれは学校というコミュニティのなかでのみ、回されていたテキスト。
現在のブログ界隈を見ていると、「プロブロガー」「ブログ飯」といった流行りをきっかけに、SEO(検索エンジン最適化)やSNSでのバズを意識して「大衆向け」に発信された情報がほとんどな印象があります。ブログの位置づけが凄く変化しましたよね。
承認欲求を求めたり、収益を上げることもできるけれど、何より「突き抜けた活動をする」ためにブログって使えると思うんです。
日々きちんとブログを更新していれば、あっという間に数千人、数万人の目に情報を届けることができる。徹底的にマーケティング思考を意識していれば、狙った人々に刺さるように情報を届けることができる。
簡単な知識さえあれば、「金なし・コネなし・魅力なし」の状態でも突き抜けることができる可能性があるゆえ、僕もせっせと情報を蓄積していたのだけれど、ある日気づいた。「ブログ記事を更新する人があまりにも多すぎる」ということに。
ブログの海のなかに、自身の記事を投下する
例えば、ツイッター上で「はてなブログ」と検索しただけで、更新したてほやほや記事の莫大な更新通知ツイートを見ることができます。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
今年も控えめに?ガンガン食べます。 - Hikariの今ど記・食べど記
https://t.co/a8CcQoorww pic.twitter.com/jbbX6UuAFg
— Hikari.K (@x5dc) 2016, 1月 11
https://twitter.com/toijirushi/status/686459843146731520
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
黒ラーメンを食べてきました。【熊本ラーメン都来】 - ぱぷさんの日記
https://t.co/Hlf2DLs2vN pic.twitter.com/vSdydjcrRF
— ひらのだいすけ (@papu0705) January 11, 2016
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
雪用・冬用撮影手袋 モンベル メリノウールインナーグローブ - The moment
https://t.co/5AYLxyQvOP pic.twitter.com/ypNzCToxYb
— 武藤 裕也 | YUYA MUTO (@sunnyday_photo) January 11, 2016
読んでくれたらうれしいな #はてなブログ
大型自動二輪の免許を取る~No.3~ - まわりミチ◎
https://t.co/DHbDqlCvCP
— カズキリト (@kazukirito2015) January 11, 2016
ちょっと検索しただけでも、それはもう大量の記事が。ほえー!!!
情報のターゲットや方向性が違うのは当たり前だとしても、同じはてなブログ内だけでこの量・・・。相当マーケティングを意識して記事を書かないと、読者に情報が届かないのは当たり前って話ですね。
さらにいうと、これだけ毎日記事が蓄積されていることを考えると、「なぜ私はこの広大な情報の海のなかに、自身の記事を投下するのか」を考えておかないと、誰にも情報が届かないことになってしまう。労力をかけて記事を更新したのに、である。
だからこそSEOやバズを狙って技術的な側面から記事を更新する人が多いのでしょうが、それも「自分の体験」でないと見てもらえなくなる。誰が書いてもいい情報は、個人ブログでなくても、もっと大きなメディアが代替してしまう。
もし「自分の活動を突き抜けさせるため」にブログを書いている人は、このことを念頭に置いて記事を書いていったほうがいいのではないかと思いました。
自分で集めた一次情報でないともっと大きなメディアに代替されること、一般的な情報だと他の人がとっくに更新しているであろうこと。
あと、やっぱりリアルで出会った人のほうが、積極的に情報を見てくれることもある。なので、オンラインだけではなくてオフライン上の活動がこれから重要になってくるんじゃないかな。