よねすけ、隣に突撃するってよ。

新しい世界を求めて、いざ突撃せん。

「人」を訪ねる旅を通じて、これからの暮らし・シゴト・教育を考えるメディアを創っていきます。

2015年4月に、ふと思い立って「自転車日本一周の旅」を始めた。

旅先では様々な人に出会い、様々な語り合いをして人の哲学・思想を知り、そして様々なシゴト・子育て・教育の形を見て、話し合って「これからの暮らし」を考えてきた。

普段は目に止まらないけれど、日本各地には色んな「面白い人たち」がいる。都会の便利な暮らしでは想像もつかないような、面白くてクリエイティブな暮らしを創っている人たち。僕はそんな「人」を訪ね歩きながら、これからの暮らし・シゴト・教育を考えて発信してゆくメディアを創っていこうと思った。

旅の目的は、「人」に会うことだ。

去年の大晦日に自転車で琵琶湖を一周したことがキッカケで、自転車日本一周の旅を始めた。

当初はただ「旅」をすることを目的に、北日本を回っていた。どちらかというと「日常からの逃避」という意味で旅を続けていて、1人で自転車に乗ったり、誰もいない場所にテントを張って空想をすることで癒しを得ていた。

もちろん、日常からの逃避としての旅もいい。むしろ、癒しの手段としては非常に最適だ。現実が辛ければ逃げ出せばいいし、逃げ出した先に新しい道があるかもしれない。でも、それだけでは終わらないのが人の性というもの。次第に、「本当にこのまま旅を続けていいのだろうか」と思い始めた。

日本各地を回っていくと、都会人からは想像もつかないような「面白い暮らし」をしている人たちがいる。「無理やり社会に合わせること」「やりたくないことをやること」とは無縁の生活をしていて、「いかに面白く暮らすか」を目的に生活を送っている人たち。

このような人たちと出会い始めたことで、少しずつ今後の旅の方向性が見えてきた。これまではインターネットに載っている「観光地」だったり、「皆が話題にしている場所」を中心に回ってきたけれど、「人」と出会って話をすること、今後の暮らしを考えて発信することのほうが圧倒的に楽しい。

旅の究極的な目的は、「人」と出会うことだ。好きな観光地だって、辿っていけば「人」に行き着く。「面白いもの」を探しても、やがては「人」に行き着く。僕はこれからたくさんの「人」と出会い、暮らしのなかに入って発信していこうと思う。

僕らは、これからどうやって暮らしを創っていくのか。

少し前までは、仕事や暮らし、教育や子育てはみんなが同じ「画一的なもの」といったイメージがあった。同じ道に突き進むことが美徳で、皆に合わせることが良いことで、ほとんどの人は疑問すら抱かなかった。

でも、現在はどうか。「やりたいことをやる」というスローガンがあちこちで聞こえ始め、新しい収入の形を模索し、暮らしの形が多様化し、少しずつ公教育制度も変わりはじめた。誰もがPCやスマホとネット回線を所有する時代になり、暮らしを発信する人が増え、「面白い暮らしを創るインフラ」が整いはじめた。

僕たちは、これからどうやって暮らしやシゴト、教育を創っていくのか。まだ選択肢が多様化し始めた段階だから、迷っている人も多いと思う。僕も迷っている。だから、旅を通じて「面白い暮らし」をしている人たちのもとを訪ね歩き、これからの暮らしを発信していきたい。暮らしを創るうえでの「基礎」となるような情報を発信してゆきたいと思った。

これからどうやって暮らしを創っていくのか。考えるに、「便利」という言葉を超越した「面白さ・ワクワクする感じ」を追求する人が増えるように思う。

お金ではなく、便利さでもなく、義務感でもない。フワッとしているけれど、発見の連続で、常に視野が広がっていくような感覚の暮らし。人間には理解できない、「カオス」のある暮らし。そして、自らの体験をシェアできる暮らし。自然とテクノロジーの融合、自給自足とITの融合、とかそんな感じになるのではと思う。

たぶん、今もこれからも僕たちは様々なことを「知りすぎる」。計算と論理と機械とITのなかで、逆に人間が理解できない「カオス」を楽しむ人が増える。でも、生まれたときから機械やITに囲まれてきた僕たちにとって、それらは欠かせない面白いもの。だから、それらを混ぜちゃう。融合させてしまう。そこから「新しい暮らし」を創る。

 

今の段階では全く想像のつかない領域なので、抽象的ったらあらしない。(笑) でも漠然とこのようなことを考えながら、旅を、発信を続けていきます。

これらの活動が、社会的な「価値」を生み出せたら嬉しい。誰かにとって「面白い」と思ってもらえるような、そんなコンテンツを目指して。何よりも、自分が書いていて「めっちゃ楽しいやん!」と思えるものを目指して。(笑)

まだまだ形になっていないけれど、応援してくださったら嬉しいです。本気で、これからの暮らしを自ら創っていきます。やっほい!