大晦日なので、旅人が年越し用に「手打ちうどん」を作ってみた。
皆さん、こんばんは。よねすけ(@yonesukez)です。9ヵ月間の自転車日本一周旅を一時中断して実家に戻ってからは、ぐうたら過ごしております。
「2015年も、もうすぐ終わりを迎える・・・!これは、最後に何か面白いことをしたい・・・!」と思って、何かないかな~と探していると「年越し用の手打ちうどんを作る」というアイデアを思い付いたので、早速実行することにいたしました。
これが思いのほか簡単かつ楽しかったので、作る工程を載せていきたいと思います。レッツ、年越しうどん!
1.材料を用意する
はい、というわけで早速「年越し手打ちうどん」を作ってみることにします。
最初、素人目線ながら「手打ちうどんを作るってめっちゃ大変じゃね?材料とかどうすんの?」と思っていたんですが、地元のスーパーへ行くと疑問があっさり解消されてしまいました。
今って、こういうものが売ってあるんですねー。
まず材料を用意しなければならないけど、粉ものはこの「手打ちうどんの小麦粉」一つで完結するみたいです。素晴らしい!
ちなみにこれまで滞在していた長野県では、大体の人が小麦の栽培をしていました。つまり、やろうと思えば小麦粉を用意することでさえ「自給」で賄えてしまうわけです。全部自給素材で作ったら面白そう!
作る工程と揃えるべき材料は、すべて後ろに記載されています。
ちなみに、必要な材料はこんな感じ。
- 小麦粉300g(3人前)
- 食塩15g(おおさじ1杯弱)
- 水145cc
これだけあれば作れるので、かなり気軽にやっちゃえそうです。
材料を大方揃えたところで、いよいよ手打ちうどんの調理にはいっていきますよー。
2.材料を混ぜ合わせる
まずは材料を計量し、混ぜ合わせる作業から。
最初にうどん用の小麦粉を計量して、用意しておきます。今回は6人前作りたかったので、600g用意。1g多いのは見逃してくれ!
次に食塩と水を混ぜ合わせます。6人前なので、上述した内容の倍量を投入!
なかなか溶けないので、ぬるま湯でもOKみたいです。
次に、用意しておいた小麦粉と塩水を混ぜ合わせます。ダマダマになるぐらいでOKみたい。
少し混ぜようとしただけで、すぐにいい感じに固まってきました。
それにしても、写真が暗いな・・・。
3.練る・練る・そして放置!
ここからは根気の作業です。自転車日本一周の旅で身に着けた体力が試されます。
ひたすら、練る・練る・練る!練りまくる!ひたすら体重をかけつつこねまくります。
地方によっては踏んでこねるところもあるそうだけど、今回はそこまでしなくてもいいでしょう・・・。ちょっと疲れているし・・・(笑)
大体こね終わったら、一旦常温で放置して軽く発酵させておきます。
この時の室温で相当味や出来具合が変わってくるそうだけど、そんなことは無視して先へ進みます。知らないものは知らないw
30分以上放置してから次の作業に取り掛かります。2時間以上になってもOKだそうです。さーて、スターウォーズでも見てくるか。
~30分後~
おおよそ1時間半ほど放置して、再びこねる作業に入ります。
先ほどよりも柔らかくなって、だんだんこねる感触が気持ちよくなってきました。
以前日本一周中に作ったチャパティーは同じ小麦粉でもドロドロして気持ち悪かったんですが、こちらはすべすべしていてずっとこねていたい気分でござる。
完成に近づいてきたかな?
かなり体重をかけてこねたおかげで、さらにいい感じになってきました。
ただ水分量が足りないのか?ひび割れがいっぱいあって完全な円形にならないのが気がかり。
たまには伸ばして遊んでみる(なんかやらしいw)
フハハハ!これが私の武器なのだ!
(食べ物で遊んでごめんなさい)
おおよそこねることが出来たら、再び乾燥防止にビニール袋をかけて放置。
20分以上放置してから、最終作業に入ります。さーて、スターウォーズの続編でも・・・。
5.生地を伸ばして、切る!
再び放置したあと、新聞紙と台、丸棒を用意して生地を伸ばしていきます。
なんだか、生地の形がいびつだ・・・。
あらかじめ打ち粉を広げてから、伸ばしていきます。
大体「3mmぐらいの厚さ」まで伸ばせばいいそうです。
この作業が一番力が必要で辛かった。棒で生地を伸ばそうとすると、手の骨がゴリゴリあたって痛かったなぁ。
いよいよ、生地を折りたたんで切る作業に入ります。大体3mmほどの間隔で切っていきます。
みよ!この「うどん」感!素人でもここまでなら簡単にできるのだ。
ここまでくると、完全にうどんだな。
普通の包丁で切っていたけれど、どうせなら専用の包丁で切りたかったなー。
6.沸騰したお湯で湯がいて、水で締める!
いよいよ最後の作業になります。あらかじめ沸騰させておいた大量のお湯のなかにうどんを入れて、絡まらないようにほぐします。
おおよそほぐしたら自然と麺が浮いてくるので、吹きこぼれない程度に弱火で10分ほど煮込みます。
もうすぐ完成だな。ドキドキ・・・。
お湯から麺を取り出して、冷水に晒すことによって麺をしめる。
おお・・・!なんという艶感。これぞうどん。最後に盛り付けして完成です!
おお、もうこれは市販のものと変わらない出来栄えではないか…。
実際に食べてみると、ちゃんとモチっとして弾力がある。まぁ太さはいびつだけれど、またそれがいい。初めて作ったとは思えないクオリティ…!
両親にも食べてもらいましたが、「ちゃんとコシらしきものがある」「ちゃんとうどんになっているなぁ」と大絶賛の模様。これは、完全に成功だな!