よねすけ、隣に突撃するってよ。

新しい世界を求めて、いざ突撃せん。

「電話番号」を破棄し、1年間電話を持たずに過ごして気づいた3つのこと。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

2015年4月に日本一周の旅に出発したわけだけど、当時より「電話」が何よりも嫌いなコミュニケーション媒体だった。自分の意図してないタイミングでいきなりかかってくるし、事前に要件もわからないし、見逃せば高価なお金を払ってかけ直さなければいけないし。

もはや無料のチャットや無料電話が台頭している現在において、「電話」は過去の産物だと思っていたので、いっそのことこれまで使っていた電話番号を破棄し、電話のできない状態で旅に出てみた。約1年間経過したので、電話を持たなかった感想などをまとめてみます。

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生存に必要な「最低コスト」を知ることで、次の新しい生き方を模索できる。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

日本一周出発当初から、「人は最低限、どの程度のお金があれば生きていけるんだろう?」ということを考えていた。必要論ではなく、好奇心で試してみたいと思っていた。

この物価が高い日本で、最低どの程度のお金があれば死なずに生きていられるのか。日本一周出発時に「これは試してみるしかない!」と月15,000円で生活。結果的に達成でき、また同時に「最悪自分が落ちぶれたとしても、この程度までだ」という自信になり、これを基礎にして新しい生き方が模索できそうだぞという思いに至った。というおはなし。

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旅を終えたあと、僕はどのような道を辿ってゆくのか。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

先日一人のおじちゃんと出会い、「旅を終えたあとはどうするのか」という話をしていた。あくまで旅は人生の通過点の1つであり、旅をしながら今後のことを考えておかなければならないと。

確かにそうかもしれない。旅をしているときは自分とひたすら対峙することになるから、「今後、自分はどの方向へゆくのか」という問いを常に自身に投げかけている。現時点で答えが出ているわけではないけれど、少し考えをまとめておく。

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「なんとなく」で生きてゆける人の腹の中が全く読めない。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

昔から、自分は「慣性で世を生きてゆく」ということができない。対象に疑念を持てばそれを解消せずにはいられず、いちいち立ち止まってしまうことがある。

また、自分の取り組みからこれ以上の学びが得られないと判断すると、それを継続するモチベーションが一気になくなってしまう。だからこそ義務教育から離れたのかもしれないけど、逆に「なんとなく」で動ける人の腹の中が全く掴めない。というおはなし。

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“成果が出るのに一生かかる”「教育業界」に関わる人たちは、本当にすごい。

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どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ (@yonesukez)です。

このブログでも少しだけ書いたことがあるけれど、以前は「サドベリースクール」という名の自由な学校で生徒として過ごし、その後は生徒の学びをサポートするスタッフとして、学校に関わっていました。

この学校では、学習指導要領で設定されているような「評価値」のようなものを設定していません。最近、義務教育制度化の学校でも「数値で測れないものを評価しよう」という動きになっているけれど、まともに成果が出るのが数十年後や一生必要とさえ言われる教育業界で、明確な数値だけを追い求めることをせず、なお理念を信じ続けながら学校運営を続けるのは本当にすごい。とあらためて思ったので、記事を書くことにしました。

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たとえ旅が終わっても、太陽の存在を実感できる生活をしていたい。引きこもり中は死んでいる状態と同じだった。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

旅中はテント生活で全国各地を移動していくわけですが、屋内で生活する時と比べて、圧倒的に太陽の光を浴びる機会が多くなります。また、日の出・日の入りが見られることもしばしば。

旅の直前は家に引きこもっていて、ほとんど死んでいる状態と同じだった。太陽を浴びる生活を始めてからは、たとえ衣食住の欠けた生活であっても「生きている」という実感が伴った。だからこそ、旅が終わったあともこれだけは続けたい。そんなおはなし。

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移動する時間を「無駄」なものと扱わず、移動時間そのものの「豊かさ」に気づくこと。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

現代において「移動時間」は無駄なものとして認識されていることが多いような気がします。出来る限り時間を短縮した方がいいし、またその合間にも無駄をなくそうと、巷では「移動時間の有効活用!」なんて本が溢れている。

一方、自分は自転車で移動することを目的にして、1日何時間も「移動するためだけ」に時間を費やしている。自転車に乗りながら、「これは大変な矛盾だけど、とても贅沢なことであり、豊かだな」と感じるようになった。そんなおはなし。

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日本一周の旅をしていて何よりも楽しいことは、全国各地に友人ができてゆくこと。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

つい最近、久しぶりに日本一周の旅を再開したけれど、全国を周りながら思ったことがあった。それは、「日本一周の旅をしていて一番楽しいのは、全国各地に友人ができてゆく」ということ。

旅には、目的によって様々な種類があると思っていて、観光地を巡る旅もあれば、人を訪ねてゆく旅もある。これは一見同じ見えるけど、全く別物。自分には後者のほうが記憶に残るし、何より会いたい人を訪ねるという行為がすごく楽しい。というおはなし。

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「生きる意味」を追い求める、長い旅路へ。くり返しくり返し訪れる夜に「なぜ?」を突きつける。

自分の生きる意味とはなんたるや。「生きる意味」なんて、それこそ突きつめれば高度な哲学的領域になってくるけれど、多くの人がタイミングによってこのような問いを人生で何度か立てることになるだろうし、考えることは無駄じゃない。

さて、僕はもうすぐ自転車日本一周の旅を再開していようとしているけれど、有り余る時間と自由さとを目の前にして、この問いにぶち当たっています。うへえ。

それは、大衆から認められることなのか?一人の人間を愛することか?自分の実現したいことを追求することなのか、新しい知に触れることか。絶対的基準が失われつつある現代だからこそ、闇に包まれた領域を解き明かすために問いを続けなければいけない。となんだか難解そうなテーマを思いついたので、文章を綴ってみます。

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「幸福を感じるハードル」を下げようという時、人はとてつもない痛みを伴うことになる。

どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

昨年の12月末に実家へと戻り、早くも2ヶ月半もの時間が経過しました。旅をしていると様々な景色を見て脳が刺激を受けるので、経過する時間がとても長く感じられます。

でも実家に帰宅してからは、とても慣れ親しんだ空間で過ごし、その時間の大半を堕落することに使っていたものですから、経過が早く感じられたんですね。

旅に行く前は毎日食事に困らず、当たり前のように資本主義社会の恩恵を受けながら過ごしていました。それが旅に出た途端、衣食住の大半を失ってしまったために、幸福を感じるラインが徐々に下がっていきました。

一度実家に帰宅したことで、再び衣食住を得た。もう一度旅に出ることは、再び衣食住を手放すことと同義だけれど、自分でも驚くほど恐怖感を感じています。旅そのものにはワクワクするのに・・・。そんなおはなし。

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